大手SIerの日立ソリューションズ(林雅博社長)は、スマートデバイスやソーシャルメディアを使って効果的な販売促進を展開できるCRM(顧客管理システム)「多店舗専門小売向けソーシャルCRMサービス ReBee」を10月10日に発表した。販売は10月11日に開始する。

 スマートフォンやタブレット端末を利用し、効果的な販売促進活動を実現するサービス。小売店舗が消費者のスマートフォンに向けて販促情報やクーポン券を配信したり、店員がタブレット端末で来店客の購買履歴を参照したり、在庫検索に活用したりできる。さらに、小売店本部のマーケティング担当者が狙った特定消費者向けの情報配信モジュールで構成する。

 消費者は、小売店からクーポンを得たという情報をFacebookなどのソーシャルメディアで共有でき、いわゆる「口コミ」効果で新規顧客の開拓が期待できる。これによって、企業は特定の消費者層へのキャンペーン情報の提供や効果測定、購買情報の把握など、顧客管理を効果的に実施し、市場のニーズに合致したサービスを提供できるようになる。

「多店舗専門小売向けソーシャルCRMサービス ReBee」のイメージ

 日立ソリューションズは、今後、複合型ショッピングモールやシネマコンプレックス、レストランチェーン、エステサロンなど、幅広い分野に「ReBee」を販売していくとともに、POS端末や電子マネー決済システムとの連携、自社のポイント管理ソリューション「PointInfinity」との連携を視野に入れ、2017年度までに売上高50億円を目指す。