京セラコミュニケーションシステム(KCCS、佐々木節夫社長)は、エムオーテックス(MOTEX、宮崎吉朗社長)の全株式を買い取り、11月に完全子会社化する。10月17日の14時に正式発表する予定。

 MOTEXは、1990年設立のセキュリティソフト開発会社で、92年に発売した主力製品のネットワークセキュリティソフト「LanScope Cat」は、これまで6300社に納入した実績をもつ。「LanScope Cat」は、富士キメラ総研の「2012ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」の「端末管理・セキュリティツール市場 IT資産/PC構成管理ソフトウェア部門」で、30.7%のシェアを獲得している。

 KCCSは京セラグループのSIerで、ネットワーク構築・運用関連事業に強い。今後の事業展開にあたって、情報セキュリティ製品を自社製品として取り込む必要があると判断して、MOTEXの完全子会社化に踏み切ったとみられる。KCCS広報部は、「17日14時に発信するプレスリリースで詳細を公表する」としている。(木村剛士)