日商エレクトロニクス(日商エレ、瓦谷晋一社長)は、5月7日、AGS(小川修一社長)の新クラウドサービス「AGS クラウドα」の基盤に、IaaS向けICT基盤構築ソリューション「Nissho-Blocks」が採用されたと発表した。

 「Nissho-Blocks」は、サーバー、ストレージ、ネットワーク、クラウド管理ソフトウェア、ハイパーバイザーを最適な構成に組み合わせて事前検証したリファレンスアーキテクチャをベースとする日商エレ独自のソリューション。AGSは、従来のサーバー仮想化を利用したクラウドサービスで、サーバーリソースの追加や柔軟なネットワークの提供が迅速にできておらず、より競争力のあるサービスを提供するためにクラウド管理ツールを導入したIaaS型クラウド基盤構築を必要としていた。今回、IaaS型クラウド基盤構築のノウハウをもつパートナー、ソリューションを検討した結果、「Nissho-Blocks」が採用された。

 採用の理由としては、(1)「Nissho-Blocks」は、クラウド業界で実績のある「Citrix CloudPlatform powered by Apache Cloudstack」を事前検証したリファレンスアーキテクチャを採用しているので、自社内での設計・検証する工数を大きく抑えることができる(2)「Nissho-Blocks」は、リファレンスアーキテクチャをベースにしていながら柔軟な構成変更に対応し、既存インフラストラクチャと連携させることで資産を有効活用できる(3)日商エレは、技術力に加えて、海外ベンダーとの強いパートナーシップと製品力、国内外のクラウドソリューションの情報収集力があり、クラウド事業企画に有用な情報を得られる――の3点を挙げている。

 「AGS クラウドα」は、採用決定から3か月でサービスインし、3月からサービスを提供。「Nissho-Blocks」を導入したことでクラウド基盤が充実し、パブリッククラウドサービスだけでなく、ハウジングの顧客にとっても最適なシステム稼働環境を提供できるようになった。