キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ、川崎正己社長)は、複合機とクラウドサービスを連携させるアプリケーションソフトを拡充する。ファックス文書管理の複合機用ソフト「せいとんファクス for MEAP ADVANCE」と、スキャナで読み取ったドキュメントを管理する「おてがるマイスキャン for MEAP ADVANCE」、中小オフィス向けクラウド型IT支援サービス「HOME」との連携を強化したパソコン用ソフト「HOME-Desktopコネクター」の3種類を6月上旬をめどに発売する。

 「せいとんファクス」は、受信したファックスと複合機内のアドレス帳と照らし合わせて、送信元や日付などをファイル名に付与し、指定のフォルダに自動で振り分けるソフト。「おてがるマイスキャン」は、複合機のスキャナ機能で取り込んだドキュメントを管理するソフト。それぞれ価格は4万円(税別)で、「せいとんファクス」は年2000本、「おてがるマイスキャン」は年1000本の販売を目指す。

複合機用アプリケーションソフトと「HOME」などとの連携

 無償で提供する「HOME-Desktopコネクター」は、「imageWARE Desktop」と組み合わせることで「HOME」のクラウドストレージサービス「HOME-BOX2」と連携し、「『せいとんファクス』で整理したファックスを外出先で閲覧したり、タブレット端末iPadに呼び出したりできる」(ドキュメントマネジメント企画第一課の杉本吾朗氏)ものだ。

ドキュメントマネジメント企画第一課の杉本吾朗氏

 キヤノンの複合機と、クラウドサービスの「HOME」「せいとんファクス」などの複合機用アプリを組み合わせることで、ファックスやスキャナのデータを外出先やスマートデバイスで閲覧ができるようになり、「複合機の利便性を一段と高める」(杉本氏)。キヤノンMJは、こうした取り組みで、複合機を中核としたITサービス全体の競争力を高めていく。(安藤章司)