デル(郡信一郎社長)とデル・ソフトウェア(バスター・ブラウン社長)は、5月16日、デルが提供しているパートナープログラム「PartnerDirect」にソフトウェアビジネス向けの新たな支援制度を追加したと発表した。今秋から提供する。

 追加したパートナー制度は、「Dell Registeredパートナー」「Dell Preferredパートナー」「Dell Premierパートナー」の3種類。

 「Registeredパートナー」は、エントリレベルのパートナー制度として、案件の登録によって、デルの営業部門によるサポートや営業/マーケティング支援資料一式の提供など特典が得られる。「Preferredパートナー」は、セキュリティ、システム管理、情報管理などの領域のうち、一つ以上の領域で売上目標を達成するなどの認定要件を満たせば「Registeredパートナー」以上の特典が得られる。「Premierパートナー」は、二つ以上の領域で選定したソリューションなどを提供し、売上目標を達成することで特典が得られる。

 米デルが2012年9月に米クエスト・ソフトウェアの買収を完了し、日本では今年2月1日に日本クエスト・ソフトウェアからデル・ソフトウェアに社名を変更した。これまで買収してきたKACEやSonicWallなどの製品も、デル・ソフトウェアで提供するようになった。一方、パートナー制度については、製品ごとに異なっていたために、今回、制度を統一することになった。

 デルの郡社長は、「デル・ソフトウェアは、100%パートナー経由で製品を提供している。このビジネスモデルは、今後も継続していく」と述べた。デル・ソフトウェアのブラウン社長は、「今回の制度は、既存のパートナーに価値を提供するためのもの。当社とパートナーの双方にメリットをもたらすことになる」と自信をみせた。(佐相彰彦)

デルの郡信一郎社長

デル・ソフトウェアのバスター・ブラウン社長