船井総合研究所(高嶋栄社長)は、近年、SIerのビジネスモデルの転換を支援するために、クラウドサービスの商材としてのポテンシャルなどを解説するセミナーや教材を積極的に展開している。5月14日には、「地方の小さなソフト会社がクラウドで昨対150%の秘密」をメインテーマに、都内で「クラウドビジネスモデル転換・成功事例セミナー2013」を開いた。

 第1講座「クラウド型ビジネスモデルの戦略ポイント」では、経営支援本部の斉藤芳宜チーフ経営コンサルタントが、2013年のIT業界の時流や、IT企業が進むべき方向、戦略とマーケティングなどで持論を展開。受託開発などが現在好調であっても、将来はビジネスモデルに限界が来ることを示唆するとともに、14年の消費税改正やWindows XPのサポート切れを考慮すると、「13年がクラウドビジネスを本格的にスタートさせるチャンスだ」と強調した。

斉藤チーフ経営コンサルタントの講義を参加者は熱心に聴講

 第2講座では、ゲスト講師としてシステムフォレストの富山孝治社長が登壇。クラウド型顧客管理システム「Salesforce」など、クラウドコンピューティングに特化した業務コンサルタントにビジネスモデルを転換し、売上げ1.5倍、粗利1.3倍という成功を収めたプロセスを発表した。

クラウドによるビジネスモデル転換の成功事例を発表したシステムフォレストの富山社長

 第3講座では、斉藤芳宜チーフ経営コンサルタントが再び登場し、「Salesforce」のエンドユーザー開拓法として、より実践的な方法を伝授。クラウドビジネスモデル転換の成功の鉄則など、即座にビジネスにつながる講義を行った。