セールスフォース・ドットコム(宇陀栄次社長)は、6月13日付で、日本全国の会計事務所向けにクラウド型会計システムを提供するアカウンティング・サース・ジャパン(A-SaaS、森崎利直社長)に出資したと発表した。

 セールスフォース・ドットコムとグリーベンチャーズ、モバイル・インターネットキャピタルの3社と既存投資家による共同投資で、投資額は約6億2500万円。2009年設立のA-SaaSは、クラウドコンピューティングによる会計事務所特化型システムの構築という趣旨に賛同した全国の会計事務所から支持を受け、これまでに経済産業省の推進する「エンジェル税制」の適用を受けた税理士を中心に、個人投資家約800人から約6億5000万円の出資を受けている。

 今回の出資に伴って、A-SaaSが提供している会計システムをセールスフォース・ドットコムのクラウドプラットフォーム「Force.com」上に移行することで、さらに安定した稼動を実現。システムの拡張やセールスフォース・ドットコムのクラウドサービスとの連携を進め、新たな顧客層を開拓する。なお、移行期間は約6か月を見込んでおり、14年度中には、中小企業を中心とする一般企業向け会計アプリケーションをForce.com上で提供する予定。