イメーション(松井国悦社長)は、エンタープライズストレージ市場に本格参入する。7月中旬に、米本社が今年1月に買収したストレージメーカー、米Nexsanの製品の国内展開を開始する。

コマーシャル製品事業本部 ストレージ・ソリューション営業部の渡辺浩二部長

 Nexsan製品は、独自のきょう体設計とHDD実装技術の採用によって、高密度、低振動、低発熱を実現。ラックスペースを節約し、ダウンタイムと保守コストを低減するほか、冷却コストを削減できる。

 これまでの主力商材だったCD-RやDVD-Rなどの記録媒体から、需要が旺盛なエンタープライズストレージに舵を切ることによって、中長期的なビジネスの成長を図る。グローバルでエンタープライズストレージの売上比率を2011年の14%から50%に引き上げる。

 米本社は、ストレージ市場の規模が大きい日本を「最重要の投資地域」(コマーシャル製品事業本部 ストレージ・ソリューション営業部の渡辺浩二部長)と位置づけ、日本法人は販売拡大に向けた体制づくりに注力する。今後、営業・技術情報を提供する「Nexsanパートナープログラム」を立ち上げ、販売網の強化に動く。

 渡辺部長は、「とくに医療や金融、公共、データセンター事業者の領域に強い販売パートナーを獲得して、Nexsan事業を伸ばしたい」としている。(ゼンフ ミシャ)