BCN(佐藤敏明社長)は、9月10日、日本マイクロソフト(樋口泰行社長)、NECキャピタルソリューション(安中正弘社長)、ワンビ(加藤貴社長)と協力し各社から講師を招き、モバイルPCセキュリティをテーマにしたビジネスセミナーを開催した。

 冒頭、日本マイクロソフトビジネスプラットフォーム統括本部の辻本克也Windowsデバイスソリューション営業本部本部長は、「『Windows 8』がもたらす新しいモバイルコンピューティング」をテーマに講演。辻本氏は「モバイルデバイスを導入する企業が増え、使い方も高度化している」と現在の状況を説明し、「Windows 8」の利点を解説した。

日本マイクロソフトの辻本克也Windowsデバイスソリューション営業本部本部長

辻本氏が示した「企業のモバイルデバイス活用の発展ステップ」。日本企業の多くは「STEP2」と「STEP3」の間に位置するという

 辻本氏は、「Windows 8」がもたらす革新として、「既存の情報資産の活用」「強度なセキュリティ」「効率的な運用・管理」「開発生産性の高さと互換性」の四つのポイント挙げ、「Windows 8」のラインアップと各バージョンの特徴を示し、導入事例としてパソナ、明治安田生命、北國銀行のケースを紹介した。

「Windows 8」のラインアップと特徴

 続いて、NECキャピタルソリューションの荒谷茂伸ICTアセットソリューション部シニアディレクターが、「モバイルデバイスに求められるセキュリティソリューション~NECグループにおける最新事例~」のタイトルで講演。「モバイルデバイスのセキュリティは、いくつかの項目に細分化することができる。各カテゴリに合わせて最適なソリューションを導入することが重要」とした。

 そして、NECキャピタルソリューションが提供するモバイルセキュリティソリューションの一例として、ワンビのセキュリティソフトウェア「トラストデリート」を活用したパソコンの盗難・紛失ソリューション「トラストデリートマネージドサービス」を紹介した。

NECキャピタルソリューションの荒谷茂伸・ICTアセットソリューション部シニアディレクター

 「私たちのソリューションは、単純にソフトウェア(ツール)を提供するだけではない。ユーザーがすぐに使うことができ、運用は私たちが請け負う。ワンビのツールを使って、クラウド型のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービスとして提供している」と述べた。その後、NECがこのサービスを活用して数千台のパソコンのセキュリティ対策を施している実績を紹介した。

NECキャピタルソリューションの「トラストデリートマネージドサービス」

 最後に登場したワンビの加藤貴社長は、「個人情報保護法による弊害? 持ち出しパソコン、タブレットを考える」をテーマに講演。加藤氏は「ノートパソコンはそもそも外出先で利用するためにつくられたもの。セキュリティと利便性のバランスを保つことが重要」とした。

ワンビの加藤貴社長

 ワンビが開発・販売するデータの遠隔消去ソリューションは、万が一パソコンをなくした場合に、遠隔地から情報システム管理者が消去できるソリューション。モバイル端末の利便性とセキュリティを両立した製品で、加藤社長はその有効性をデモで紹介した。

「トラストデリート」が実現するソリューション

会場には多くのSIer、ISV、ITサービス会社が集い、最後まで熱心に耳を傾けた