ソリトンシステムズ(ソリトン、鎌田信夫代表)は、機密データを安全に保管する電子割符ゲートウェイ「Tally-WariZen(タリーワリゼン)」を発売した。

 データをランダムに分割して、別々に保存する電子割符の特徴を生かしたアプライアンス。PCやスマートデバイスから利用でき、電子カルテ、証拠データなどをはじめとする個人情報や機密性の高いデータを安全に、長期間保管する。

 機密データを「Tally-WariZen」にアップロードすると、データは複数の割符ファイルに分割され、あらかじめ指定したローカルストレージやクラウドストレージに分散保存される。割符ファイルは、単体では元データがまったく類推できない無意味なデータになるので、社外や海外のデータセンター、パブリッククラウドを利用した際の情報漏えいのリスクを回避できる。また、冗長分割機能を利用することによって、災害などで割符ファイルの一部が消失しても、残りの割符ファイルから元データの復元ができる。

 さらに、デジタル証明書を利用した強固な認証、割符ファイルからの復元の可否を定期的に自動チェックするベリファイ機能、定期バックアップ機能など、電子割符のセキュアな運用に欠かせない各種機能を実装。導入・運用に手間をかけることなく、機密情報を安全に分散して保管できる。

 税別価格はオープン。割符処理対象のデータが2GB/月の場合、初年度費用496万円(TWZ-DX51本体・初年度保守費用込み)。ストレージ費用は別途で、割符処理対象データ量/月でライセンス費用が必要。出荷開始は10月2日の予定。