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NEC、M2M用デバイスメーカーのマエストロと協業、「CONNEXIVE」を強化

2013/09/30 18:34

 NEC(遠藤信博社長)は、機械同士がネットワークを通じて情報を交換し合うM2M(マシン・トゥ・マシン)用のワイヤレスデバイス/モジュールを展開するマエストロ・ワイヤレス・ソリューションズ(マエストロ、ハビエル・デュポン社長)と協業する。

 マエストロのM2Mデバイスを、M2Mに必要な端末やネットワーク、プラットフォーム、アプリケーションを一括して提供するNECのM2Mソリューション「CONNEXIVE(コネクシブ)」のメニューに加え、海外に進出している日系企業を中心に展開する。

 マエストロは香港に本社を置き、世界40か国以上で販売実績をもつ。商用車や建設機械の車両動態管理に適したワイヤレスデバイス「Micro Tracker」や産業機械などの遠隔監視に適した「3G Industrial Router」を強みとする。

 NECは、「Micro Tracker」「3G Industrial Router」がグローバルで展開する日系企業のニーズが高いと捉えて、通信サービスをグローバルに提供する通信事業者や、M2Mを活用して業務の効率化を図る日系企業に対して、「CONNEXIVE」に組み合わせて提供する。(ゼンフ ミシャ)
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外部リンク

NEC=http://jpn.nec.com/index.html

マエストロ(英語)=http://www.maestro-wireless.com/