日立製作所(中西宏明社長)とGMOグローバルサイン(中條一郎社長)は、10月7日、日立の統合システム運用管理「JP1」とGMOグローバルサインのサーバー証明書サービス「クイック認証SSL」を組み合わせて、遠隔地との大容量データ転送システムを構築・運用するユーザーに対する導入支援を共同で行うと発表した。

 日立は、2012年10月に販売を開始した「JP1 Version 10」で、インターネットを利用して海外拠点などの遠隔地との間での高速・安全な大容量データの送受信を安価に実現する「JP1/Data Highway」を製品化した。

 「クイック認証SSL」は、認証項目をドメインに限定することで、申請の簡略化、審査の迅速化、コストの低減を実現したサーバー証明書。日立とGMOグローバルサインは、市販のサーバー証明書サービスの利用を前提にしている「JP1/Data Highway」に「クイック認証SSL」を組み合わせて使用することについて検証を行い、導入のための設定手順書を作成して提供する。

 これによって、「JP1/Data Highway」のユーザー企業は、信頼性の高い高速大容量データ転送システムを容易・迅速に導入できるようになる。両社は、セミナーの共同開催や販売キャンペーンの実施など、共同でマーケティング活動を推進し、さらに、今後、サーバー証明書を大量に保有している企業やデータセンター事業者を対象に、証明書の運用業務を自動化するソリューションなど、両社の技術を融合した新たな製品・サービスの開発・提供を目指す。

 日立は、9月に「JP1/Data Highway」をはじめとする「JP1 Version 10」の各製品の機能強化を実施している。