アクロニス・ジャパン(村上督代表取締役)は、10月24日、自動車情報サービスのカービュー(兵頭裕社長)が、仮想環境をセキュアにバックアップするためにアクロニスの製品を導入したと発表した。

 自動車情報サービスの最大手であるカービューは、現在、ヤフーと共同で運営する自動車総合ウェブサイト「carview!」や、国内を中心とした中古車情報の提供と輸出入を支援する「tradecarview.com」、日本最大級のクルマ専門SNS「みんなのカーライフ(みんカラ)」の運営を通じて、自動車とインターネットを組み合わせたサービスを展開している。インターネットユーザーの拡大やSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の普及によって、扱うデータは年々増え続け、現在、約300台の物理サーバー、約250台の仮想サーバーで管理する規模にまで拡大している。

 カービューは、省スペース化や電力削減のために、物理サーバーの仮想環境への移行を実行。移行を完了した当初は、仮想OSのイメージバックアップの必要性は限定的だったが、復元の簡易化と時間の短縮を考慮し、OSイメージレベルのバックアップの実行と、複数の環境に分散配置されているデータの縮小、迅速なバックアップ保存が必須となった。

 そこで、導入コスト、環境(仮想サーバーだけのバックアップ)、シンプルなバックアップやリカバリ(P2VやDR的なスペックが不要)という要件で、複数のバックアップ製品を検討した結果、アクロニス製品の導入を決定。現在、ホストサーバー約30台のうち12台、仮想サーバー約250台のうち100台(Window60台/Linux40台)を、アクロニス製品でバックアップしている。

 導入によって、フリーソフトの10倍の速度でのバックアップや、2拠点間でのバックアップを実現。現在は、この2拠点でプライマリサイトでは7世代、開発拠点では30世代(20TB規模)を管理し、アクロニス製品のデータ圧縮、重複除外を活用することで、データ量を2TBまで圧縮している。