国産ソフトウェアベンダーで組織するメイドイン・ジャパン・ソフトウェア・コンソーシアム(MIJS、美濃和男理事長)は、11月13日、ベルサール飯田橋ファーストで、「MIJS会員交流会」を開催した。海外展開、製品技術強化、プロダクトビジネス推進の各委員会による活動成果の報告や懇親会を行った。

MIJS会員やITベンダーが熱心に聴講

 海外展開委員会では、「現場で見て、感じて、体感して分かる“中国&東南アジアの今”」と題して、SGシステムの正代誠氏、スーパーストリームの山田誠氏、ネクスウェイの加藤尚志氏が座談会形式で活動成果を報告。ファシリテータは、WEICの内山雄輝氏が務めた。

 6月のシンガポール視察の報告では、現地で得た情報として、非製造業の日系企業の進出が盛んで優秀な人材が集まる一方、人件費が高く、勤続年数が短いことや、ITシステムの導入に関して、ソフトウェアの定価販売が少なく、3~7割を売価にする傾向があることなどを紹介。内山氏は、「シンガポールは、東南アジアのなかでもヘッドクオーターの拠点を設ける企業が多い都市で、情報が集まっていた」と述べた。山田氏は、「視察では、シンガポールに拠点をもつ日系IT企業21社を招いてラウンドテーブルを開催した。現在、そのなかのある企業と、シンガポールでの協業を検討している」と述べた。

WEICの内山雄輝氏

スーパーストリームの山田誠氏

 同じく6月のインドネシア視察の報告では、正代氏が、「インドネシアは親日ではないと思っていたが、クルマがほとんど日本車だったので驚いた。欧米よりも日系企業が優遇されている印象を受けた」と説明。加藤氏は、「当社はまだ海外に拠点を設けていないが、税制や商習慣などに関する情報を勉強することができた。まだ海外に展開していない企業は、ぜひ参加してほしい」と来場者に呼びかけた。

SGシステムの正代誠氏

ネクスウェイの加藤尚志氏