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MIJS、会員交流会を開催、中国・東南アジアでの活動成果などを報告
2013/11/19 18:39
海外展開委員会では、「現場で見て、感じて、体感して分かる“中国&東南アジアの今”」と題して、SGシステムの正代誠氏、スーパーストリームの山田誠氏、ネクスウェイの加藤尚志氏が座談会形式で活動成果を報告。ファシリテータは、WEICの内山雄輝氏が務めた。
6月のシンガポール視察の報告では、現地で得た情報として、非製造業の日系企業の進出が盛んで優秀な人材が集まる一方、人件費が高く、勤続年数が短いことや、ITシステムの導入に関して、ソフトウェアの定価販売が少なく、3~7割を売価にする傾向があることなどを紹介。内山氏は、「シンガポールは、東南アジアのなかでもヘッドクオーターの拠点を設ける企業が多い都市で、情報が集まっていた」と述べた。山田氏は、「視察では、シンガポールに拠点をもつ日系IT企業21社を招いてラウンドテーブルを開催した。現在、そのなかのある企業と、シンガポールでの協業を検討している」と述べた。
同じく6月のインドネシア視察の報告では、正代氏が、「インドネシアは親日ではないと思っていたが、クルマがほとんど日本車だったので驚いた。欧米よりも日系企業が優遇されている印象を受けた」と説明。加藤氏は、「当社はまだ海外に拠点を設けていないが、税制や商習慣などに関する情報を勉強することができた。まだ海外に展開していない企業は、ぜひ参加してほしい」と来場者に呼びかけた。
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