京セラ丸善システムインテグレーションは、12月5日、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフト「Yellowfin」の新製品説明会を都内で開催した。辻上友祥社長は「YellowfinはモバイルBI分野では、世界的にリードしている」と、製品の優位性をアピールするとともに、国内ではすでにおよそ130社が活用し、引き合いや受注が好調であることを明らかにした。

 「Yellowfin」は、タブレットやスマートフォンなどのスマートデバイスで、ストレスなくBIを活用できる「モバイルBI機能」を重視している。12月下旬からの販売を予定している最新バージョンの「Yellowfin 7」は、「モバイルBIを一段と改良している」(開発元の豪Yellowfinのグレン・ラビーCEO)という。 
 

会場はモバイルBIの導入に関心のある100人余りの参加者で満席

 BIは、これまでデータ分析の専門スキルをもつ担当者がいて、情報は社内で経営者など限られた人間だけで共有するケースが多かった。「Yellowfin」は、モバイルからBIデータを呼び出し、誰でも簡単に分析や閲覧を可能にすることで、「社員を巻き込んでの意思決定プロセス」の支援を重視。既存のBIソフトとの差異化を図っている。 
 

オーストラリアに本社を置くYellowfinのグレン・ラビーCEO

 また、「Yellowfin 7」ではコラボレーション機能を大幅に強化し、ユーザー同士の情報共有と意思決定のプロセスをBI上で行うことで、「違和感のない意思決定プロセスをより容易に実現できるようになる」(ラビーCEO)。豪Yellowfinは、業績を伸ばしている企業は、そうでない企業に比べて、データにもとづいて意思決定を行う割合が1.6倍以上高いと分析。ラビーCEOは、BI上で意思決定を行う重要性を強調した。(安藤章司)