ネットギアジャパン(杉田哲也代表)は、CPUにクアッドコアのインテルXeonプロセッサ、16GBのメモリを搭載するなど、デスクトップNAS製品では最上級のデスクトップ型NAS製品「ReadyNAS 716」を2014年1月に発売する。

 米ネットギアでストレージを担当するマット・パーケ シニアプロダクトマネージャーは、「クアッドコアのインテルXeonプロセッサを搭載したデスクトップ型NASは『ReadyNAS 716』だけ」という。さらに、リード/ライトの速度は同クラスの他社製品と比較して2倍から5倍になるとして、「世界最速のデスクトップ型NAS」と位置づけた。

 「ReadyNAS 716」は、これまでの「ReadyNAS」シリーズの保護機能や仮想化機能、ネットギアのクラウドサービス経由で購入したNASが利用できる「ReadyCLOUD」などに対応している。

 また、ネットギアは、2Uラックマウント型ユニファイド・ネットワークストレージの「ReadyDATA」シリーズのOSを年内にアップデートする。最大のポイントは、DR(災害復旧)などで活躍する「フェイルバックレプリケーション」機能だ。

 例えば、本番サイトのデータをバックアップサイトにレプリケーションしているとする。本番サイトに障害が発生した場合、バックアップサイトのデータを使って運用することになるが、問題になるのは本番サイトが復旧した場合の対応だ。米ネットギアでストレージを担当する ブレット・へスターバーグ プロダクトマネージャーは、「通常はバックアップサイトに更新分があるので、データをすべて戻さなければならないが、フェイルバックレプリケーション機能は、差分を比較してその部分だけをレプリケーションするので、本番サイトの運用をすばやく開始できる」と、その利点を説明した。(畔上文昭)

左からネットギアジャパンの 豊田一之マーケティングマネージャー、米ネットギアのブレット・へスターバーグ ストレージ担当プロダクトマネージャー、マット・パーケ ストレージ担当シニアプロダクトマネージャー