ニュース

セブン&アイ、オムニチャネル戦略のITインフラにNECの画像認識技術を採用

2013/12/27 18:40

 セブン&アイ・ホールディングス(セブン&アイ、村田紀敏社長)は、インターネットと実店舗の連携で拡販するオムニチャネル戦略の一環として、NEC(遠藤信博社長)の画像認識技術「GAZIRU(ガジル)」を活用し、14年1月に発行する無料雑誌『セブンネット生活冬号』とECサイト「セブンネットショッピング」を連動したスマートフォン向けサービスを提供する。

 「GAZIRU」は、世界最高レベルの認識精度の画像認識エンジンを備え、スマートフォンなどの端末で撮影した画像と、クラウド上や端末内に登録した画像データを照合することによって、画面上に物体の名称や詳細情報を表示する技術。

 「GAZIRU」をベースとして提供するサービスは、スマートフォン用のセブンネットショッピングアプリケーション「セブンネット」を利用し、『セブンネット生活』に掲載する商品写真にスマートフォンをかざすだけで、「セブンネットショッピング」にある販売ページを瞬時に表示する。ユーザーは、紙媒体の雑誌を見ながら、ネット検索の手間なく、スムーズに商品を購入できる。(ゼンフ ミシャ)
  • 1

関連記事

<いまさら聞けないキーワード>オムニチャネル

NECとEMC、「安全な街」を商材化 映像分析でグローバル協業

NEC、ビッグデータ商材を体系化、15年度に売上高1000億円を目指す

NEC 重慶市に新会社を設立 スマートシティ・クラウド事業を推進

NEC、陸上自衛隊に「野外通信システム」を納入

外部リンク

NEC=http://jpn.nec.com/

セブン&アイ・ホールディングス=http://www.7andi.com/