日立ソリューションズ(佐久間嘉一郎社長)は、2月18日、「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム/財務会計・管理会計システム」を活用し、シナネン(﨑村忠士社長)の基幹業務システム「Sinaps」を、2013年4月22日に構築したと発表した。システムは、現在、グループ33社・約1500人の社員が利用しており、月次決算処理を短縮するなどの効果を上げているという。

 シナネンでは、グループ会社ごとにExcelや紙の帳票で業務情報を管理し、本社で月末にシステムに入力し直すなど、経営情報や営業情報の把握に時間がかかることや、煩雑な業務が課題となっていた。そこで、中期経営計画で、IT活用による業務の標準化と効率化に取り組むことを決定。日立ソリューションズが、「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム/財務会計・管理会計システム」を活用し、販売管理や会計システムを統合する基幹業務システム「Sinaps」を構築した。

 「FutureStage 商社・卸向け販売管理システム/財務会計・管理会計システム」は、商社・卸のための基幹業務に必要な機能を標準化した販売管理・管理会計・財務会計のテンプレートを提供する。汎用部品と豊富な業務個別部品を組み合わせるセミオーダー方式によって、自由度の高い統合システム基盤を構築する。「Sinaps」では、燃料卸業界特有の業務や商習慣にきめ細かく対応した機能を開発し、顧客の業務に合った拡張性あるシステムを構築した。また、BIツールや電子帳票システム、給与・固定資産システムなどの周辺システムとも連携している。

 シナネンは、新基幹システム「Sinaps」によって、グループ全体の業績情報の可視化による連結経営の運営の迅速化や、営業情報の共有によるグループ販売力の強化、帳票や入力情報の統一による業務の標準化と効率化を推進していく。