BCN(佐藤敏明社長)は、2月25日、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)の主任研究員で、ニコニコ学会β(ベータ)の実行委員長を務める江渡浩一郎氏と『週刊BCN』の奥田喜久男主幹の対談を、BCNの社内セミナールームで公開録画した。

江渡氏と奥田は昨年末に初めて会い意気投合。今回の公開対談が実現した

 公開対談は、『週刊BCN』の人気コーナー「ものづくりの環」の取材を公開して、江渡氏の生の声を広くITベンダーに伝えることを目的に企画した。「ものづくりの環」では、ITをはじめ、さまざまな分野で活躍中のキーパーソンを相手に、ものづくりに対するこだわりのメッセージを発信している。

 江渡氏は、『週刊BCN』主幹・奥田喜久男のインタビューに答えるかたちで持論を展開。ユーザー参加型情報発信の概念や、「ニコニコ学会β」の発足趣旨と発展性、リアル社会とネット社会の融合などについて語った。また、「YouTube」と「ニコニコ動画」の違いにも言及した。

江渡氏は質問にわかりやすく、ていねいに答えて持論を展開。聴講者を魅了した

 江渡氏は、1997年に慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科を、また2010年に東京大学大学院情報理工学系研究科博士課程を修了。産総研の主任研究員を務めながら、2011年にニコニコ学会βを立ち上げた。産総研では「利用者参画によるサービスの構築・運用」をテーマに研究を続けている。執筆活動にも積極的で、主な著書に『パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則P』(技術評論社)や『ニコニコ学会βを研究してみた』(河出書房新社)、『進化するアカデミア 『ユーザー参加型研究』が連れてくる未来』(イースト・プレス)がある。

 公開録画の内容は、動画共有サイトで近日中に公開する。