キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)グループのキヤノンシステムアンドサポート(キヤノンS&S)は、マイクロソフトのクラウドサービス「Office 365」を活用したサービスの品揃えを大幅に拡充する。4月15日には、3種類のOffice 365活用サービスの販売をスタート。中小企業でも大企業と同じリモートオフィス環境を整備できる点を訴求することで拡販する。

 新たに始めたサービスは、Office 365とタブレット端末「Surface Pro 2」を組み合わせた「いつでもリモートオフィス for Surface Pro 2」と、iPadやiPhoneを活用して外出先からOffice 365を利用できる「いつでもリモートオフィス for iPad」、キヤノン製複合機やキヤノンMJグループが提供するクラウドサービス「HOME」と連携する「らくらくリモートオフィス for Office 365」の三つ。


 「らくらくリモートオフィス for Office 365」は、キヤノングループの強みを生かした商品構成で、「スキャンした紙文書やFAX文書を転送してクラウド上で共有する」(キヤノンS&Sの村田二郎経営企画課長)という付加価値をつけたサービスだ。

 クラウド上でさまざまなアプリケーションを活用するシステムは、情報セキュリティや運用コストの点から「中小企業は手軽に構築できない」(村田課長)という状況が続いてきた。キヤノンS&Sは、Office 365を中核にパッケージサービス化し、さらに全国約200か所に展開する保守サポートと組み合わせることで、導入のハードルを大きく下げた。2014年末までに、約300社への販売を目指す。

キヤノンS&Sの村田二郎経営企画課長