丸善(松尾英介社長)と京セラ丸善システムインテグレーション(KMSI、辻上友祥社長)は、6月から大学図書館向け電子図書館サービスを提供する。

 丸善は、すでに約300機関で導入実績のある電子書籍閲覧サービス「Maruzen eBook Library」に搭載する1万2000タイトルについて、順次出版社から許諾を得て「BookLooper」で提供。今後は、新刊書を含めてコンテンツの拡充を図る。一方、KMSIは、複数の大学で電子学術書配信に採用されている「BookLooper」を、電子図書館配信プラットフォームとして提供する。

 大学図書館向け電子図書館サービスは、慶應義塾大学、大阪大学、神戸大学、東京大学、名古屋大学、奈良先端科学技術大学院大学、福井大学、立命館大学の8大学合同の「大学図書館電子学術書共同利用実験」に提供したもの。利用者は、「BookLooper」の本棚で、電子図書館から貸し出された書籍や講義資料、所有している電子教科書などを一元管理することができる。

 今後、両社はコンテンツの拡充と機能強化を図りながら、3年間で40機関への納入を目指す。