なお、今回、Microsoft Windows Server 2003のサポート終了に向けて、NECグループ各社が取り扱う移行サービスを集約し、メニュー化したポータルサイト「Windows情報ポータル」を立ち上げた。「Windows情報ポータル」では、製品・サービスを三つのカテゴリに分類し、ユーザーの保有するサーバーの用途別ニーズに対応する。
あわせて、ファイルサーバーのデータ移行ソフトウェア「NEC Easy Data Migration for File Server(NEDAM)」を移行メニューに追加して発売する。「NEDAM」は、システム障害時に自動的にサーバーを切り替える高可用性ソフト「CLUSTERPRO」の技術を活用した「ファイルサーバー」のデータ移行ソフトウェアで、手動やコマンドによるデータ移行と比較して、最大2倍高速にデータ転送が可能。また、簡単な3ステップの設定で、サーバー稼働中でもデータ移行ができ、運用中の業務に影響を与えない。
さらに、移行先OSとしてWindows Server 2012またはWindows Server 2012 R2を検討するユーザー向けに、OSのプリインストールと出張修理・パーツ保証・通報サービスを含む「5年標準サポートスペシャルモデル」として、「Express5800シリーズ」のラック型/タワー型4機種を発売する。
税別価格は、1Wayエントリタワーサーバー「Express5800/GT110g」が9万6000円から、1Wayエントリ空冷式スリムサーバー「Express5800/GT110g-S」が12万9000円から、1Wayエントリ水冷式スリムサーバー「Express5800/GT110g-S(水冷)」が16万9000円から、1Wayタワーサーバー「Express5800/T110g-E」が19万6000円から、1Way空冷式スリムサーバー「Express5800/T110g-S」が17万6000円から、1Way水冷式スリムサーバー「Express5800/T110g-S(水冷)」が25万4000円から、1Wayラックサーバー「Express5800/R110g-1E」が22万1000円から、Express5800スペシャルモデル「Express5800/T110g-S」が44万4800円から、Windows Server 2003ファイルサーバー移行ソフトウェア「NEC Easy Data Migration for File Server」が9万2000円から。