米IBM(バージニア・M・ロメッティ会長・社長兼CEO)と米アップル(ティム・クックCEO)は、ビッグデータ領域で協業する。IBMのデータ分析技術などを使い、iPhoneやiPadでビッグデータ活用ができる仕組みを企業向けに提供する。

 IBMがもつ業種特化型アプリケーションをはじめ、デバイス管理やセキュリティなどのクラウドサービスをiPhone/iPadに最適化したかたちで提供。これらにアップルのサポートを追加し、企業でも普及しつつあるアップル端末でIBMのITツールを使いやすいようにする。

 米IBMは、メインビジネスをハードウェアからソフト・サービスの販売事業に移している。今回のアップルとの協業によって、iPhone/iPadという「販路」を開拓して、ビッグデータ活用に必要なインフラをユーザーの“お手元”に届ける。これによってモバイル環境向けのアプリケーションやクラウドサービスの販売を活性化する。(ゼンフ ミシャ)