コンピュータソフトウェア協会(CSAJ)は、9月29日、パッケージソフトウェア品質認証制度(PSQ認証制度)で、クラウドコンピューティングを通じて提供されるソフトウェア製品も認証対象にすることを決定した。これに伴い、新評価基準によるトライアル評価を開始する。

 PSQ認証制度は、国際規格ISO/IEC 25051に準拠した評価基準にもとづくソフトウェア品質の第三者適合性評価で、公正性を確保するために、情報処理推進機構(IPA)の「ソフトウェア品質説明のための制度ガイドライン」に沿って制度設計を行い、昨年6月に運用を開始した。

 今年2月にISO/IEC 25051が改正され、その対象範囲が従来のいわゆるパッケージソフトウェアから、クラウドコンピューティングを通じて提供されるソフトウェア製品やフリーソフト、スマートフォン向けソフトウェアまで拡大した。業務アプリケーションのクラウド化が急速に進むなか、利用者が安心して製品選定を行えるよう、PSQ認証制度でも新評価基準策定を進め、今回、新評価基準(ベータ版)によるSaaS/クラウド対応ソフトウェア製品のトライアル評価を開始する。

 トライアル評価は、10月から12月末までの3か月間で計8製品を対象に実施する予定。すでに、サイボウズをはじめとする3社/3製品の協力が決まっており、残りの5製品については協力企業を募集する。なお、トライアル評価での認証手数料は、正規料金よりも若干割り引く予定。