データ統合ソフト「EDR Workbench」を提供するドイツのソフトウェアベンダーであるエンタレスト(アンドリュー・タンCEO)は、日本国内での営業を強化する。これまでは、通信事業者向けに課金系システムのデータ処理用途で提案することが多かったが、ビッグデータの活用ニーズの高まりを受けて、一般企業も対象にデータ統合プラットフォームとしての拡販を目指す。日本国内でのEDR Workbenchの販売、サポート、導入コンサルティングは、2008年からSIerのアイエム(菊池廉也代表取締役)が手がけている。金融や流通、公共関連のシステム構築に強みをもつ同社の提案力も拡販のテコにする考えだ。

エンタレスト
アンドリュー・タン CEO
 タンCEOは、「ビッグデータの活用では、さまざまな形式の大量なデータを取り込み、すばやく整理、統合、加工する技術がキーソリューションとなる。ビッグデータは、将来500億ドル規模の市場規模になると見込まれていて、データ統合だけでも、30億ドルという非常に大きな市場になるだろう」と、製品のポテンシャルをアピールする。

アイエム
菊池廉也
代表取締役
 アイエムの菊池代表取締役も、「EDR Workbenchはサブスクリプションモデルも出し、価格体系も試験的に使ってもらいやすいものになってきた。非常に市場優位性のある製品だと考えている」と、拡販に自信をみせている。(本多和幸)