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IIJ、インドネシアの大手通信サービス会社とクラウド事業の合弁会社を設立
2014/11/07 18:54
IIJグループは、2011年からクラウド事業の海外展開を強化し、現在は米国、中国、欧州、シンガポールでクラウドサービスを提供している。近年、IT基盤の整備が急速に進むインドネシアで、高品質で安定したクラウドサービスへの需要が高まっていることを受けて、インドネシアでのクラウド事業を早期に立ち上げるために、現地企業との合弁企業を設立する。
Biznet Networksは、インドネシアで不動産・IT事業を展開する大手財閥MidPlazaグループ傘下の情報通信サービス企業。ジャワ島とバリ島に全長1万1000kmの光ファイバー網と6000m2のデータセンター(DC)設備を保有し、「Biznet」ブランドでデータ通信サービスやブロードバンドサービスを提供。有料ケーブルテレビサービスを17万世帯に提供している。
合弁会社は、資本金は600万USドルで、出資比率はBiznet Networksが60%、IIJが40%になる予定。インドネシアに新たなクラウドサービス基盤を構築し、現地企業に向けて、パブリック/プライベートクラウドのサービスを提供していく。IIJは、クラウド技術の提供や運用支援を行い、Biznet Networksは事業運営や国内営業を行う。合弁会社は、3年後に約1000万USドルの年間売上高を目指す。
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