【上海発】静岡県のパッケージソフトベンダー、アミックの中国現地法人である上海埃米柯信息系統(張偉忠総経理)は、日系製造業向けの原価管理システム「AMMIC/NetC」の販売を加速する。張総経理は、「中国国内の人件費高騰を受けて、日系製造業のコスト削減に対する意識が高まっている。原価管理の需要が顕在化してきた」と説明する。

 上海埃米柯信息系統は、アミックの中国営業拠点として1999年に設立。現在の従業員は約35人。日系製造業をターゲットに、自社開発のERPパッケージ「AMMIC/Netシリーズ」を提供している。「AMMIC/Netシリーズ」は、生産管理、原価管理、販売管理、営業支援、購買管理の五つのシステムで構成。これまで、生産管理システム「NetS」を中心に、48社に納入してきた。

 今後販売に力を入れる原価管理システム「NetC」は、標準原価、実際原価、累計原価、予算原価、オーダー別原価など、製造業に必要な機能だけでなく、製造工程で環境への負荷低減にかかった環境コストの原価計算機能も搭載。張総経理は、「2015年には、少なくとも3件に提供したい」としている。(上海支局 真鍋武)

張偉忠総経理