エス・アンド・アイ(藤本司郎社長)は、12月17日、東京都環境局の四つの業務システムが稼働する共通基盤の平成32年度までの構築と運用を落札した。

 東京都環境局は、これまで複数の業務システムをそれぞれ個別に導入し、各業務システムの稼働基盤として利用してきた。現行基盤の機器に関して、リース契約が終了することに加え、業務効率化とコストの削減を図るために、現行システムの共通基盤の刷新に関する入札を実施した。

 エス・アンド・アイは、東京都環境局が管轄する「都市地球環境システム」、「地球温暖化対策報告書システム」「自動車環境管理システム」「総量削減義務と排出量取引システム」の四つのシステムの入札に対し、クラウド基盤を活用した提案を行った。具体的には、日本IBMが提供するハイパフォーマンス・クラウド「SoftLayer」の東京データセンターを基盤にしたクラウドデザインと「S&Iクラウド・マネージドサービス」による運用サービスを組み合わせた提案を行い、東京都から総合的な評価を得て落札に至った。

 「S&Iクラウド・マネージドサービス」は、パブリッククラウドサービスの利用に必要なリソースと運用をワンパッケージにしたサービス。「SoftLayer」の利用契約とS&I独自のクラウド運用サービスをあわせて提供する。自社環境からクラウドへの移行や、自社環境とクラウドのハイブリッド利用、よりセキュアな高速専用線での「SoftLayer」への接続などを希望する企業にとって、単に「SoftLayer」の利用によるITコストの最適化という範囲を超え、企業の戦略に即したクラウド活用を推進することができる。