台湾の電子機器受託製造サービス(EMS)大手、新金宝グループ(沈軾栄CEO)は、1月23日、傘下企業のカルコンプ・エレクトロニクス・タイランド(トニー・チョウ社長)と、台湾の大手インターネットサービス事業者であるPCホームオンライン(詹宏志董事長)との合弁会社として、PCホームオンライン・タイランドを設立し、タイでEコマース・VOIP・第三者決済サービス事業に参入すると発表した。

 新金宝グループは、中国やタイなどのアジア地域を中心に世界で18の工場を保有し、約4万5000人の従業員を抱える台湾の大手EMS事業者。2013年の売上高は約66億米ドル。これまでは主に中国での製造を中心に事業を展開してきたが、人件費高騰や人員不足などの課題を解消し、より低価格・高品質の製品を短期間で顧客に納品することを目的に、近年は東南アジア地域での製造や投資に力を注いでいる。今回、タイで今後の成長が期待できるEコマース・VOIP・第三者決済サービス事業に参入するために、合弁会社を設立する。

 PCホームオンライン・タイランドは、2015年第2四半期に、資本金1億バーツ(約3億6000万円)で設立する。出資比率は、カルコンプ・エレクトロニクス・タイランドが35%、PCホームオンラインが65%。代表は、PCホームオンラインの詹宏志・台湾董事長が兼務する予定。