ニュース
台湾EMS大手の新金宝グループがタイに合弁企業を設立、Eコマース・VOIP・第三者決済サービス事業に参入
2015/01/26 18:54
新金宝グループは、中国やタイなどのアジア地域を中心に世界で18の工場を保有し、約4万5000人の従業員を抱える台湾の大手EMS事業者。2013年の売上高は約66億米ドル。これまでは主に中国での製造を中心に事業を展開してきたが、人件費高騰や人員不足などの課題を解消し、より低価格・高品質の製品を短期間で顧客に納品することを目的に、近年は東南アジア地域での製造や投資に力を注いでいる。今回、タイで今後の成長が期待できるEコマース・VOIP・第三者決済サービス事業に参入するために、合弁会社を設立する。
PCホームオンライン・タイランドは、2015年第2四半期に、資本金1億バーツ(約3億6000万円)で設立する。出資比率は、カルコンプ・エレクトロニクス・タイランドが35%、PCホームオンラインが65%。代表は、PCホームオンラインの詹宏志・台湾董事長が兼務する予定。
- 1
関連記事
NSD北京法人、中国の高齢者向け健康サービス事業に特化、2015年からプロダクトを拡販
北京コア、ローカルビジネスが進展、2014年度は売上高の7割が元建てに
NEC、2015年度に中華圏・APAC地域の売上高を3000億円へ
NTTデータ、中国事業を統合再編、国内向けビジネスとオフショア開発で機能分離
リコージャパン、中国の日系企業向けITサポート事業を開始、リコー中国と連携