レンタルサーバーのファーストサーバ(大阪市、村竹昌人社長)は、親会社ヤフーの IaaS型クラウド基盤を採用したクラウドベースのホスティングサービス「Zenlogic(ゼンロジック)ホスティング」の提供を、2月5日から開始した。同サービスは、1契約につき1つの仮想マシンを占有的に割り当てて提供する仕組みで、柔軟性が高いクラウドの特性を生かしたホスティングサービスに仕上げている。

 「Zenlogic ホスティング」は、メモリーやCPU、ハードディスクの「リソース保証型のサービス」を月額2970円(12か月契約時の税抜き価格)から提供する。ファーストサーバの村竹昌人社長は、「従来のレンタルサーバーを刷新し、マネージドでリソース可変のクラウドとレンタルサーバーのハイブリッド型サービスを構築した」と、レンタルサーバーとクラウドのよいところを組み合わせたと話す。

ファーストサーバの村竹昌人社長

 ヤフーでは、今回、傘下のファーストサーバ向けに IaaS型クラウド基盤を個別に構築。ヤフー自身のサービスで使っているOpenStackベースの IaaS型クラウド基盤の技術を応用した。運用は原則としてヤフーが行う。ファーストサーバは既存の約3万社のユーザーを、順次、新サービスへ移行してもらうよう働きかけるとともに、向こう3年間で顧客数の倍増を目指す。(安藤章司)