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SBT、「Enterprise Mobility Suite」の自社導入ならびに取り扱いを開始

2015/04/02 18:59

 ソフトバンク・テクノロジー(SBT、阿多親市社長CEO)は、3月31日、日本マイクロソフト(樋口泰行社長)の提供するモバイル環境管理ソリューション「Enterprise Mobility Suite(EMS)」の自社システムへの導入を決定したと発表した。同時に、自社導入によって得たナレッジを基に、EMSとEMSの導入支援サービスの提供を開始する。

 「EMS」は、モバイル端末を含むクラウド環境の統合デバイス管理を提供するサービス「Microsoft Intune」とセキュアで安全な認証基盤を提供するサービス「Microsoft Azure Active Directory Premium」、データの保護とセキュアなデータアクセスを提供するサービス「Microsoft Azure Rights Management Service」の3つのクラウドサービスを組み合わせることで、外出先でも社内と同じレベルの堅牢なセキュリティ対策を適用できるソリューション。

 SBTでは、09年からiPhoneとiPadを全社員に支給し、業務に活用してきた。しかし、すでに実施していたWindows PCの管理とともに、日々増えていくモバイル端末の管理とセキュリティの強化が課題となっていた。そこで、クラウド環境でのモバイルセキュリティ向上と社員の生産性向上に加え、SBTの提供するマイクロソフト関連ソリューションとの連携・活用も視野に入れ、「EMS」を他社に先駆けて自社で導入することを決定した。14年10月から「EMS」の検証を開始し、15年初頭から順次導入を進めており、デバイス管理だけでなく、シングルサインオンの実現や機密文書の漏えい対策なども行っている。

 なお、SBTは、「EMS」自体の提供に加えて、「EMS」の導入・移行支援サービスも提供する。同サービスでは、顧客の既存環境を踏まえ、プランニングからサポートまでSBTが一括提案する。また、各機能の導入作業をパッケージングし、段階的に導入することが可能となる。

 価格は、「Enterprise Mobility Suiteユーザーライセンス」が1ユーザー830円(EA契約 LevelAの参考価格)、「Enterprise Mobility Suite導入計画サービス」が10万円から。
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外部リンク

ソフトバンク・テクノロジー=http://www.softbanktech.jp/

「EMS関連ソリューション」