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NEC、ファイルサーバーの旧OS発見を支援するサービスを無償で提供

2015/04/08 18:59

 NEC(遠藤信博社長)は、4月7日、Microsoft Windows Server 2003のサポート終了に向け、移行支援サービスを拡充すると発表した。

 企業内で利用中の、Windows Server 2003で動作しているファイルサーバーを発見する「ファイルサーバ発見サービス」の提供を無償で開始する。同サービスは、NECから送付される機器をユーザーが自社のネットワーク環境に一定期間設置し、その後機器を返送することで、NECが情報を抽出・解析を行い、結果をユーザーに報告する。これにより、OS情報を確認することができる。受付開始は4月15日から。

 また、ファイルサーバーとしての利用に適したストレージ製品「iStorage NSシリーズ」と移行ソフトウェア「NEC Easy Data Migration for File Server(NEDAM)」のセット製品や、アプリケーションサーバー(APサーバー)を一時的に仮想化基盤上に移行するサーバー仮想化延命セットなどの「サーバ移行パック」、ストレージ製品「iStorage NS300Tf」も4月7日から販売する。

 税別価格は、「ファイルサーバ発見サービス」が無償(限定100社)、「iStorage NS300Tf サーバ移行パック」が44万8000円から、「iStorage NS300Tf NEDAMバンドルモデル サーバ移行パック」が47万8000円から、「iStorage NS100Te NEDAMバンドルモデル サーバ移行パック」が22万8000円から、「サーバ仮想化延命セット」が22万円から。
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外部リンク

NEC=http://jpn.nec.com/

「ファイルサーバ発見サービス」

「サーバ移行パック」

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