新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL、謝敷宗敬社長)は、最新の統合運用サービスを担う「NSFITOS Center(エヌエスフィットスセンター)」を報道陣に公開した。

 同社は東京・三鷹地区に最新鋭の第5データセンター(DC)を運営しているが、今回、公開したNSFITOS Centerは、既存の第5DC(ラック換算で約1300ラック)と今年4月に新しく開業した第5DCサウス(同最大約600ラック)ならびにITアウトソーシングセンター(ITOセンター)の3つの施設を統合運用するもの。NSFITOSを構成するこれら3つの施設は同一エリアに存在し、ITアウトソーシングの中核拠点として位置付けている。

NSSOLの大城卓取締役上席執行役員

 NSSOLのDCを活用したクラウドサービス事業は、年率約10%の勢いで伸びており、同社のサービス事業を牽引する存在に成長している。こうしたサービス事業を支え、統合的に運用するセンターとしてNSFITOSを活用するのが狙いだ。NSFITOSの提供する運用サービスで、コストの最適化や高セキュリティ、サービスの可視化の実現を図る。

 NSSOLでDC事業を担当する大城卓取締役上席執行役員は、「九州のITインフラの拠点と東京のDC・ITOセンター、さらにAWSなどのパブリッククラウドを以て、完全にBCP(事業継続計画)に対応できるようにしたい」と述べ、今後は、4月に北九州に開設した新たなITインフラサービスの拠点「ITOC WEST」とNSFITOS Centerの連携強化や、既存の運用作業の大幅な自動化などに取り組み、顧客のニーズに対応した統合的なインフラサービスの提供を目指す。(前田幸慧)