エス・アンド・アイ(藤本司郎社長)は、9月15日、クラウド型電子カルテ サービス「Karte Cloud(カルテクラウド)サービス」のiPhone/iPad向けアプリケーションを、在宅医療や訪問看護の現場で、より便利に、より使いやすく利用できるようにバージョンアップしたと発表した。

iPhone/iPad 版Karte Cloud サービス画面イメージ

 Karte Cloudサービスは、入院施設の無いクリニック・診療所向けに、経済産業省の公募事業である「ドルフィン・プロジェクト」で開発されたオープンソースの電子カルテをベースにした、クラウド型電子カルテサービスとして、11年3月から提供している。院外からも、すばやくカルテ内容を確認できる電子カルテは、在宅医療や訪問看護などの現場で、医師や看護師、医療事務スタッフの情報共有をより正確、リアルタイムにできることから、スタッフ間の業務連携の強化や業務の効率化が期待されている。

 今回のバージョンアップでは、iPhoneやiPadさえあれば、看護師が患者宅でも、より簡単な操作で医師が作成した処方を確認しながら、看護に集中できるように、片手でも操作できる使い勝手を意識したユーザーインターフェースへと大幅に機能を改善した。患者の基本情報や傷病、処方、 カルテ、検査情報ごとに用意されたタブをクリックするだけで、画面を切り替えることができ、 直感的でわかりやすい操作で必要な患者のカルテ情報を閲覧できる。

 また、過去の診察履歴も、日付を指定するだけで簡単に閲覧が可能。患者の容態や経過に合わせたケアの実現を通じて、患者やその家族が安心して療養生活をおくれるよう、訪問看護サービスの品質向上を支援する。さらに、暗号化通信により、外出先からでも安全にカルテ情報を確認できる。端末にはデータを一切残さない仕様となっているため、情報漏えい対策の観点からも安心して利用できる。

 同社では、医師や看護師が、患者宅でもクリニックや診療所と変わらない治療やケアが提供できるよう、操作性の向上を追求し、Karte Cloudサービスの機能改善を継続的に続けていく。