関電システムソリューションズ(KS-SOL、山元康裕社長)は、電力顧客情報管理システム(電力CIS)「NISHIKIバージョン1.0」をリリースし、10月1日にクラウド版のサービスの提供を開始した。今回、このサービスによる第一弾の顧客として、かんでんEハウス(Eハウス、山本龍毅代表取締役)が、「電気料金計算」システムとして利用を開始した。

 Eハウスでは、NISHIKIのシステムを利用することにより、同社が「高圧一括受電」しているマンションで、30分単位でスマートメーターから電気使用量データを受け取り、電気料金を計算して入居者に請求できるようになった。

 今回、NISHIKIクラウドサービス版の四つのサブシステムのうち、「料金計算」のみを利用することで、電気料金計算のシステムをEハウスの既存の自社システムに連携して短期間に導入することができ、また、他の電力CISフルパッケージシステムを導入するよりも低価で利用が実現できたことが、メリットとなった。

Eハウスの「NISHIKI」クラウドサービスによる電気料金計算のシステムイメージ

 現在、KS-SOLでは、16年4月の電力小売り自由化に向けて、NISHIKIの導入を進めているが、今回リリースしたバージョン1.0によるクラウドサービス版を先行して開始し、その後オンプレミス版(顧客システム環境に導入)も順次提供していく予定。