関電システムソリューションズ(KS-SOL、山元康裕社長)と日本マイクロソフト(平野拓也社長)は、12月10日、両社長による会談を日本マイクロソフト本社で行い、両社のビジネスでの協力関係について合意したと発表した。

(左) 日本マイクロソフト 平野社長、(右) KS -SOL 山元社長)

 KS-SOLでは、今年5月に関西電力ホームページを日本マイクロソフトのパブリッククラウド「Azure」に移行し、運用コスト削減と災害時のバックアップとしての地理的冗長性も確保している。その後の導入評価も、運用コスト面で予想以上の効果を得たという。現在、一般企業からKS-SOLへの問い合わせが多数あり、評判も高いことから、今後日本マイクロソフトと協業して、ハイブリッドクラウドサービスを推進していく。

 また、日本マイクロソフトは今年度、西日本の事業者向けに「専用線・閉域網接続」の接続サービスを開始し、これによりKS-SOLは、自社データセンターとAzure間の「専用線・閉域網接続」を進める。今回、KS-SOLとAzure側との「ExpressRoute」(専用線・閉域網接続)が開通すると、西日本のデータセンター事業者として初となる。

 電力自由化対応として開発したオンプレミス向けパッケージ「NISHIKI」については、電力小売に参入する企業向けに採用しやすいよう、「Azure」での稼働を可能とし、積極的に推進する。日本マイクロソフトは、電力自由化に向けて「NISHIKI」のハイブリッドクラウド化の実現を支援・協力していく。

 このほか、KS-SOLでは、「Office 365」、「DynamicsCRM Online」をソリューションラインアップとして提供する。日本マイクロソフトは、KS-SOLのビジネスに必要なサービスを即時に低コストで提供し、KS-SOLが提供するサービスを補完する。