クラウディアン(太田洋社長)は、12月22日、ソフトウェア定義(Software Defined)のオブジェクトストレージ製品「CLOUDIAN HyperStore」に、「HyperStore Connect for Files」をオプションとして追加し、16年初旬に提供を開始すると発表した。

 HyperStore Connect for Filesは、業界標準ファイル共有プロトコルであるSMB、NFS、FTPをサポートし、グローバルネームスペース、グローバルファイルロックを可能とするオプション。File Access PointとGlobal View Managerという二つのモジュールで構成される。File Access Pointは、ファイルをオブジェクトに変換するためにクライアントが接続するサーバーとして動作する。Global View Managerは、拠点間でファイルを分散共有するためのグローバルネームスペースとグローバルファイルロックを提供する。

HyperStore Connect for Files の概要

 これにより、ペタバイト級超まで汎用サーバーを追加するだけで容量を拡張できる、S3 API完全準拠の「CLOUDIAN HyperStore」に、企業内で一般的に使われるファイル共有プロトコルを簡単に追加することができる。また、複数部門や遠隔拠点ごとに分かれているファイルの管理を、CLOUDIAN HyperStoreストレージ基盤に統合することで、ファイルサーバーが乱立するサイロ化の問題を解決できる。

 さらに、CLOUDIAN HyperStoreは、複数データセンター間にファイルを自動的に同期・準同期で複製できるため、サードパーティが提供するミラーリングのためのソフトウェアライセンスを購入する必要もなくなる。