ヴイエムウェア(ジョン・ロバートソン社長)は2月12日、ハイパーコンバージドソフトウェアの最新版「VMware Virtual SAN 6.2」と、クラウド管理プラットフォームの最新版「VMware vRealize Suite 7」を発表した。

 VMware Virtual SANは、VMware vSphereの仮想マシンに最適化したストレージソリューション。最新版では、新たに重複排除と圧縮の機能を搭載し、オールフラッシュストレージの容量を最適化することで、最大7倍のデータ量を削減できる。また、イレイジャーコーディング(RAID 5/RAID 6)によって、ストレージの使用可能容量を最大2倍に増加しながら、データの耐障害性をこれまでと同じ高水準で維持することができる。

 最新のQoS機能を搭載し、仮想マシンごとのIOPSの可視化/コントロール/レポーティングなどを実現。さらに、統合管理プレーンの新機能により、パフォーマンス、キャパシティ、稼働状況のモニタリング機能を強化している。

 なお、最新版の発表に合わせて、OEMパートナーが提供する事前検証済み構成のサーバー製品向けプログラム「VMware Virtual SAN Ready Nodes」を強化した。これにより、OEMパートナーはサーバーの製造過程で事前にVMware vSphereとVMware Virtual SANに加え、認定ドライバとファームウェアをインストールすることができるようになる。

 VMware Virtual SAN 6.2の市場想定税別価格はCPUあたり35万7000円から。VMware Virtual SAN for Desktopは、1ユーザーあたり7000円から。

 VMware vRealize Suiteは、ハイブリッドクラウド環境でのコンピューティング、ストレージ、ネットワーク、アプリケーションサービスの大規模なプロビジョニングや管理を可能にするプラットフォーム。今回の最新版では、新バージョンとなる「VMware vRealize Operations 6.2」、「VMware vRealize Log Insight 3.3」に加え、「VMware vRealize Automation 7」と「VMware vRealize Business for Cloud 7」が含まれている。

 また、製品アップデートと合わせて、VMware vRealize SuiteのStandardエディションも発表した。Standardエディションには、インフラのインテリジェントな運用管理に必要なすべての機能を搭載。異種混在やハイブリッドクラウドなどのあらゆるインフラ環境全体にわたって、稼働状況、パフォーマンス、キャパシティの管理を行うための分析が可能となり、ログ分析機能も備えている。

 さらに、新しいライセンス形式であるPortable Licensing Unit(PLU)を、VMware vRealize Suiteの顧客向けに提供することも発表した。このライセンス形式により、VMware vSphereだけでなく、利用するソリューションやパブリッククラウドを問わず、ライセンスの切り替えや変更の必要なく柔軟にワークロードを管理できるようになる。

 VMware vRealize Suite 7の市場想定税別価格は1PLUあたり53万6000円から。