東芝 インダストリアルICTソリューション社は、ビッグデータ技術の連携と新しい価値創造を目指して、ビッグデータ向けスケールアウト型データベース「GridDB」のソースコードを2月25日に公開した。

 GridDBは、社会インフラシステムやIoT(Internet of Things)で取り扱うビッグデータを高速処理する用途に向けて、同社が開発したスケールアウト型データベース。エネルギー管理システムなどの社会インフラシステムで活用が進んでいる。今回、Apache Hadoopなどのオープンソースソフトウェアとの連携を容易にするため、GridDBをオープンソース化した。あわせてサポートや保守を必要とする、システム構築用途の顧客には商用版GridDBを提供する。

 GridDBでは、従来ハードディスクに配置していたデータを、サーバーのメインメモリに配置するインメモリ型アーキテクチャにより、ペタバイト級のビッグデータでも高速にデータベース処理ができる。少量のデータを取り扱う際には、少数のサーバーで処理することで初期投資を抑え、データの増加に応じ、サーバーを増やすことで大量のデータ処理に対応するスケールアウトが可能。なお、商用版では運用中のシステムを止めることなく、これらの拡張・縮退が可能となっている。

 また、データ複製をノード間で自動的に実行し、サーバーに障害が発生しても、システムを止めることなく運用を継続できる。さらに、IoTでのデータ分析を容易にするため、時系列データに対応している。