デルは、医療機関向けビジネスで実績のあるメディアマートと協業し、IBMの統計解析ソフト「IBM SPSS Statistics」を、デルの検証済みハードウェアと組み合わせて販売する。デルは、近年、法人向けのパートナー網の再整備に注力しており、とくに昨年8月に平手智行社長、松本光吉・執行役員副社長パートナー事業本部長が就任してからは、直販で培った顧客基盤やインサイドセールスの資産をパートナーに開放、共用し、相互の販路拡大を図る方針を明確に打ち出している。今回の協業は、その具体的なモデルケースになりそうだ(『週刊BCN』1622号に詳報掲載予定)。

 メディアマートは、医療機関向けのSPSS販売ではトップシェアを誇り、全国の臨床研修指定病院などを主な顧客として、豊富な実績をもつ。同社の多田慶太代表取締役は、「デルとの協業により、当社がこれまでリーチできなかったお客様との接点が飛躍的に拡大する」と期待を寄せる。また、デルの清水博・パートナー事業本部マーケティング本部長も、「市場として有望な産業分野で実績があり、ユーザーに信頼されているパートナーと協業することで、デルの新しいパートナービジネスのかたちを示していきたい」とコメントしている。

 エントリーモデルの推奨構成は、「IBM SPSS Statistics Base」「IBM SPSS Regression」「IBM SPSS Advanced Statistics」「Dell Latitude15 3000」で、税別30万2480円から。