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NSSOL、ITアウトソーシング事業の中核となる運用サービス「emerald(エメラルド)」を本格立ち上げ
2016/05/19 19:12
emeraldの開発に先立ち、NSSOLではIPsoftのIPcenterを2013年から自社で導入し、検証を進めてきた。その結果、運用の標準化、自動化の効果として20~40%の工数削減を達成するとともに、運用品質の向上にも役立つことを確認している。
そこで、NSSOLの主力クラウドサービス「absonne(アブソンヌ)」や、ITアウトソーシング拠点「NSFITOS(エヌエスフィットス)センター」、そして今回のemeraldをテコに、ユーザー企業からのITアウトソーシングの受注に力を入れている。NSSOLの大城卓常務は、「emeraldの投入によってITアウトソーシングの受注に弾みをつける」と話す。
また、NSFITOSセンターは現行の都内にあるセンターに加えて、今年7月に北九州市にも追加で開設する。センター設備を二重化することで信頼性を高める。
NSSOLの昨年度(2016年3月期)のITアウトソーシングを含むクラウド関連の売上高は、前年度から約10億円増えて約130億円に達しており、今年度はさらに10億円規模の商談を複数獲得していく意欲を示している。
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