デル(平手智行社長)は5月26日、Windowsベースのシンクライアントと仮想デスクトップ向けに、エンドポイントからデータセンターまでを網羅する高度な脅威防御を提供する新たなセキュリティソリューション「Dell Data Protection | Threat Defense」と「Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterprise」の提供を7月に開始すると発表した。

 Dell Data Protection| Threat Defenseは、Windowsベースのシンクライアント向けに高度な脅威防御を提供する。一方、Dell Data Protection | Endpoint Security Suite Enterpriseは、Windowsベースの仮想デスクトップ対応の高度な脅威防御と認証、ファイルレベルの暗号化機能を提供する。新ソリューションによって、すでにセキュアなコンピューティング環境に対し、さらに高度な脅威防御層を展開することができ、企業・組織でのWindowsベースのVDI環境下のあらゆるポイントを確実に保護する。

 いずれも機械学習と人工知能にもとづく最新の高度脅威防御技術を備え、実行前にファイルを解析し、実行できる場合でも安全性を判別する。定義ファイルのアップデートに頼らず、ランサムウェアやゼロデイ攻撃をはじめとする最新のマルウェアに対してすぐれた効力を発揮する。また、Dell Data Protection | Threat Defenseは、従来のアンチウイルスソリューションと異なりCPUやRAMの使用率が低いため、エンドユーザーの生産性にほとんど影響を与えず、シンクライアントでの使用に適している。

 さらに、新ソリューションでは、保存されているデータ、またはユーザーとデバイス間で移行中のデータを保護するための認証機能とデータ暗号化機能を実装している。この付加的な保護機能は、データ侵害が発生した場合でも攻撃者が存在するデータを入手できないように作動する。

 Citrix、Microsoft、VM Wareのソフトウェアを実行するすべてのWindows仮想デスクトップ上で利用できるため、企業・組織は一元化されたソリューションを活用して、負荷が大きいIT部門の管理・コンプライアンス業務を簡素化することができる。加えて、IT部門は常時稼働している単一のコンソールにより、すべてのセキュリティコンポーネントをリモート管理し、PCI DSS、HIPAA、HITECHといった業界標準を満たすためのコンプライアンスレポートを容易に作成することができる。