これにより、顧客は回線管理だけではなく、その先にあるデバイス管理もSORACOMを通じて遠隔管理することが可能となる。SORACOMは、従来から提供するユーザーコンソールやAPIを用いることもでき、デバイス管理の設定・運用を効率化、自動化することができる。デバイスとSORACOMの間のやり取りは、IoT/M2Mでのデバイス管理のためにOpen Mobile Alliance(OMA)により標準化されたOMALight Weight M2M(LWM2M)プロトコルを利用する。
サービスの利用には、デバイスにLWM2Mのエージェントをインストールする必要がある。また、「SORACOM Air for セルラー」を利用している場合には、エージェントの初期設定手順を簡略化することが可能。LWM2Mでのやり取りに必要なサーバー機能はSORACOMがサービスとして提供するため、顧客は自身のサーバー側での各種設定なしで利用開始できる。