ディメンションデータジャパン(能島純一社長)は11月9日、横河電機(西島剛志社長)の海外4拠点へのネットワーク機器「Cisco WAAS」の導入に関わる案件を受注し、機器の設置を完了して運用を開始したと発表した。

 制御分野のリーディングカンパニーとしてグローバルに展開する横河電機は、すでに日本と各海外拠点にCisco WAASを採用し、18拠点で運用を続けてきた。しかし、拠点によって機器のリプレイスのタイミングが異なり、ファームウェアのバージョンに不整合が生じる、新たなバージョンに盛り込まれた機能が十分に生かせないといった状況にあった。今回、同社はディメンションデータジャパンとディメンションデータの海外各拠点を通じて、ロシア、ブラジル、中国、インドにCisco WAASを導入。高速なファイルアクセスやアプリケーションサーバーへのアクセスを効率化し、より快適なネットワーク環境を実現した。

 地理的に遠隔地であるブラジルでは、とくに遅延の発生がストレスになっていたが、導入の結果、通信量が減り、速度が速くなるなど、日本との通信環境が改善された。また、通信圧縮機能によりトラフィック量が約半分になり、回線をより有効に使えるようになった。

 今回の導入では、日本の本社が主体となって海外拠点のネットワーク機器環境を整備することで、現地の業務への負担を軽減しながら、新機器の導入を迅速・円滑に進めたいという意向があった。ビジネスパートナーにディメンションデータジャパンを選択した理由については、日本で一括契約・発注して、現地への納入・設置までワンストップで済むところにメリットがあったとしている。

 ディメンションデータジャパンでは、グローバルに展開するベンダーとしての強みを生かし、今後も同社のビジネスパートナーとしてネットワーク機器などの設置を通じ、その役割を果たしていく考え。