中国IT大手の騰訊控股(テンセントホールディングス)が提供するSNSアプリ「微信(WeChat)」の月間アクティブユーザー数が、2017年末で前年比111.2%の9億8860万人に達した。同社は、春節明けに10億人突破としている。

 同社が3月21日に公表した17年の決算資料によると、ユーザー数の増加は、アプリ内で動作するミニプログラムの機能を17年1月に強化したことが主な要因。18年1月現在、58万以上のミニプログラムが立ち上がっており、電子商取引やゲームなどの幅広い目的で利用されている。

 微信のユーザー数が順調に伸びている影響で、17年はゲームやオンライン広告の事業が堅調に推移した。モバイル決済サービス「微信支付(WeChat Pay)」も順調に普及しており、実店舗などでのオフライン取引量は前年に比べて倍増した。

 17年の決算では、売上高が前年比156%の2377億6000万元(約3兆9800億円)となり、成長路線を維持した。18年は、オンラインビデオや決済サービス、クラウドサービス、人工知能(AI)、スマートリテールなどに注力し、さらなる成長を目指す方針。