ニュース

ネットワン、クラウドからの情報漏えいを防止するサービス

2018/04/09 12:20

 ネットワンシステムズ(ネットワン、吉野孝行社長)は、クラウドからの情報漏えいを防止するセキュリティサービス「CASBサービス for Sanctioned IT」を4月6日に発売した。

 CASBサービス for Sanctioned ITは、企業が利用を許可しているクラウド(Sanctioned IT)で、利用者の不審な行動を検知するとともに、セキュリティポリシーに応じて機密データを保護(削除/共有制限/暗号化など)することによって、情報漏えいのリスクを低減するもの。これによって導入企業は、安心してクラウド活用を推進することが可能となる。まずはOffice 365を対象として開始し、その後順次Amazon Web Services/Google Drive/Box/Dropbox/Salesforce/ServiceNow/Slackなどに拡張する予定。導入企業は、これら異なるクラウドを利用する場合でも、同一のセキュリティポリシーを適用することができる。

 ネットワンでは、同サービスを企業管理外のクラウドの利用状況を可視化する「CASBサービス Shadow IT可視化メニュー」、複数のクラウドと閉域網で安全に接続する「クラウドHUBサービス」、クラウドへの接続経路と性能を可視化する「クラウドアクセス可視化サービス」、サイバー攻撃対策を強化する「マネージド・セキュリティ・サービス」「MDRサービス」などと組み合わせて提供することで、オンプレミス環境の整備からクラウドの活用推進までセキュアに支援していく。

 税別価格は、1ユーザーあたり年額1080円から。同社では1年間で3億円の売り上げを目標としている。
  • 1

関連記事

働き方改革で東京五輪に焦点――BTジャパンとネットワンシステムズ

ネットワン、クラウドHUBサービスで「ISO/IEC 27017」を取得

ネットワン、所沢市役所の仮想デスクトップ環境を構築

外部リンク

ネットワンシステムズ=https://www.netone.co.jp/

週刊BCN特別連載企画
「パートナーと伴奏し、新たな価値を共創するネットワールド」

連載第1回 トップに聞くビジネス戦略とパートナー支援

× こちらから>>

連載第2回 オンプレミスの知見を生かした「クラウド移行の最適解」

× こちらから>>

連載第3回 複雑なセキュリティに対し充実したサポートと検証環境を用意、今後はAI保護に注力

× こちらから>>

連載第4回 AIビジネスの立ち上げを支援 企業独自のデータを取り込み課題を解決

× こちらから>>

連載第5回:先進製品の取り扱いやソフトのクラウド販売を支援

× こちらから>>