オリゾンシステムズ(菅健一代表取締役)は5月7日、チェコ共和国のフローモンネットワークス製フローベースのネットワークトラフィック監視・分析ソリューション「Flowmon」のDDoS検知製品「Flowmon DDoS Defender」と、A10ネットワークス製DDoS攻撃防御専用アプライアンス「A10 Thunder TPS(Thunder TPS)」とを連携する機能を開発し、6月1日に提供開始すると発表した。

 Flowmonソリューションは、「Flowmonコレクタ」が、フロー情報(送信元/送信先IPアドレスやポート番号、プロトコル番号などの通信統計情報)を、スイッチやルータ、フロー情報生成装置「Flowmonプローブ」などから収集し、蓄積・分析することで、ネットワーク全域や個々の通信を可視化する。FlowmonコレクタのプラグインであるFlowmon DDoS Defenderは、フロー分析からDDoS特有のボリューム攻撃を検知する。

 今回のFlowmon DDoS DefenderとThunder TPSとの連携機能により、Flowmonでトラフィック監視・分析して、フローベースでDDoS攻撃を高精度に素早く検知し、Thunder TPSに攻撃情報を送信してパケット経路変更や不正パケット破棄などのミティゲーション処理を行うことで、既存のネットワーク構成を変更せず、負荷をかけずにDDoS攻撃からのネットワーク防御が可能となる。

 新しい連携機能は、Flowmon DDoS Defenderのオプションとして提供し、すでにThunder TPSとFlowmon DDoS Defenderを導入している顧客は、追加のライセンス費用なく利用することができる。