エンカレッジ・テクノロジ(石井進也社長兼CEO)は5月22日、いよてつカードサービス(高岡浩社長)がPCI DSS準拠を目的として、証跡監査ツール「ESS REC」を採用したと発表した。

 いよてつカードサービスは、愛媛県松山市に本社を置く交通系列の信販会社。約18万人の会員が保有するクレジットカードの発行や商品券の発行業務などを担っている。この業務内容から、カード情報を適切に保護するためのセキュリティ基準であるPCI DSS準拠を予定しており、その一環としてESS RECを採用した。

 PCI DSSは6項目、12要件で構成されており、そのうちの要件10は証跡保全が求められ、ネットワークリソースとカード会員データへのすべてのアクセスを追跡、監視することが必要とされている。アクセスの記録を網羅的に取得できるソリューションを検討している状況のなか、同業者からの紹介をもとにESS RECの検討を開始。導入のサポート体制が充実していることに加え、製品の導入に複雑な設定が必要でないため、スピーディに利用が開始できることが最大の決め手となった。

 また、ESS RECをはじめエンカレッジ・テクノロジの製品が、同業他社をはじめ、多くの企業でPCI DSS準拠を目的とした採用実績があることも、選定の大きなポイントになった。いよてつカードサービスでは、ESS RECの採用決定から利用開始まで1週間というスピードで必要な要件への対応を実現した。

 エンカレッジ・テクノロジでは、これまでの採用実績をもとに培ったノウハウと定評のあるサービス提供を通じて、カード情報を含むシステムの安全の実現を支援していく考え。