富士ゼロックス(玉井光一社長)は7月5日、価値提供戦略「Smart Work Innovation」に基づいて開発したクラウド対応サービスとして、紙文書の処理を含むワークフローの整流化と自動化の実現により、企業の働き方改革を支援する「Smart Data Entry」の提供を開始したと発表した。
Smart Data Entryは、手書き帳票のデータ入力から情報抽出、確認・訂正、データ出力までシームレスな流れを実現し、大量の帳票処理の繰り返し作業から人々を解放するクラウド対応型ソリューション。人の視覚情報処理の仕組みを利用した独自のAI技術の活用によって、氏名、住所など読み取り項目ごとのデータをベースに構築した学習済みモデルを搭載し、単文字としても、つながりのある文字列としても99.1%の高い認識率で読み取ることができる。