ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン(ウォッチガード、谷口忠彦社長)は8月8日、統合セキュリティアプライアンス(UTM)のエントリーモデル「Firebox M270」を発表した。

 M270は、既存の「Firebox M200」の後継機種となるもの。新たにIntel Atomプロセッサーを搭載し、QuickAssist Technology(QAT)によるパフォーマンスの大幅な向上を実現している。これにより、WatchGuard Total Security Suiteで提供されるセキュリティサービスでのスループットの低下を最低限に抑え、強固なセキュリティ機能を有効化することができる。

 また、Total Security Suiteのセキュリティサービスに、新たなAIベースのアンチウイルスサービス「IntelligentAV」が加わり、「Firewareバージョン12.2」から利用可能となった。独立系研究機関のMiercomによるベンチマークテストでは、M270は全てのセキュリティサービスを有効にした場合のスループット比較で、他社製品と比べ、最大182%のパフォーマンスを記録し、エントリーレベルのラックマウント型UTMとして最速レベルの製品として評価された。

 全てのウォッチガードアプライアンスと同様に、M270でもWatchGuard Dimensionを無償で利用可能。同機能では、ビッグデータを可視化し、ネットワークセキュリティの主要な脅威、問題、傾向を即時に特定・抽出するレポーティングツールを提供し、迅速なインシデントへの対策を支援する。また、HIPAAやPCIコンプライアンス向けのレポートテンプレートもあらかじめ用意している。